先週末の3日間ロイヤルエキシビションビルディングで開催された「THE BIG DESIGN MARKET」
たまたまインターネットで見つけて、土曜日に市内へ出掛けたついでに行ってみたんですが
「来てよかったー!!!一日中見ていたい!!」と思ったほど楽しいものでした。
とても広い会場で、土曜日はいい天気だったこともあり、前に進むのも大変なくらいの人でにぎわっていました。
オーストラリア国内外から216のデザイナーが集まりそれぞれとてもユニークなお店を出していました。
アクセサリーから家具、自転車、食器、文房具そしてiPhoneケースまでなんでもありのデザイン好きにはたまらないイベントでした。
とても雰囲気のある照明たち
ウェディングフラワーも扱っている花屋さん
こんな秘密基地があったら子どもたちは大喜びですね。
 
私はものづくりのセンスというか、美術センスが全くないので
こういう風に自分の思い描いているものを形にできる人たちの、イマジネーションと創造力をすごいなーといつも尊敬しています。
その代わり、私は作る側ではなく、それをいろんなところから見つけてくる側だと思っています笑
今回も今後のぜひ手に入れたい!と思ったものが何個かあるので、次で紹介しますね。
毎週のように何かが開催されるメルボルン、本当に好きです。
いつもアンテナはって、これからも新しいものにどんどん出逢いたいですね。
 
先日、市内にある日本食レストランへランチに行きました。
オーストラリアに来てから一番恋しいものといってもいい「日本食」なので
すごく期待して行って「私が求めてるのと違う…」なんてなるのが怖くて
ずっと日本食レストランに行くのをためらってました笑
でもこのお店はあたりでした!!
照明がとても素敵な雰囲気を作り出している店内。
オージーのビジネスパーソンたちもたくさんランチに来ていました。
お持ち帰りをオーダーしている人もちらほら。
バーも併設されていて日本のお酒も飲めるようです。
日本食レストランにはめずらしくシェフ1人を除いて、私が見た限りでは日本人の店員さんがいませんでした。
オーダーを取ってくれた子はフランス人の女の子。
お店に入った瞬間に「イッラシャイマセー」と白人の男性店員に言われてちょっとびっくりしました。
でもその後私以外には「イラッシャイマセー」を言っていなかったので、日本人の私へ気を利かせた接客だったのかもしれません(^^)
 

オーダーが済むと真っ先に豆腐とわかめと長ネギの味噌汁が運ばれて来ました。
雨が降って寒い日だったので余計にあったまっておいしく感じました。
私は照り焼きチキン定食、ステファンは和風ビーフ定食。
食べる前のちゃんとした写真がなくて申し訳ないですが
主食の他にも、刺身、牛のたたき、サラダが付いてきて、かなりボリューム満点でした。
もちろん味もおいしくて、「また来たい!」「友達を連れてきたい!」と思えるお店でした。
 
今度はディナータイムに来て、ステファンは和牛ビーフステーキ、私は梅酒を試そうと思っています。
きっと私が知らないだけで本当はおいしい日本食レストランが他にもあるんだと思います。
サウスヤラにある「赤とんぼ」というお店も有名だし、フランス人の友達から「LittleRamenBar」がおいしかったとも聞いているし。
メルボルンでは世界中の料理が楽しめるので、せっかくなら今までに食べたことのないものを試してみたいといつも思うのですが
たまにはこうして日本食を食べるのもやっぱりいいですね。
 
ゆず YUZU CAFE& CUISINE
address: 480 Collins St. Melbourne
web: yuzucuisine.com.au
 

http://www.cinemanova.com.au/
 
おととい映画を観に行きました。
オーストラリアに来てからDVDは字幕を付けてたくさん見るようになりましたが
字幕なし&映画館での鑑賞は初めてでした。
 
日本のレディースデイや、毎月1日の映画の日のように
メルボルンでは火曜日に安くなる映画館が多いようです。
通常19ドルが11ドルに。値段も日本とだいたい同じくらいです。
 
私が行ったカールトンのライゴンストリートにあるCINEMA NOVAは月曜日が断然お得!!
16時までの入場ならどの映画も6ドルで、それ以降でも9ドル。(3D映画は一律13ドル)
6ドルってちょっと信じられないくらい安いですよね。
昨日もチケットを求める人で長い列ができていました。
 
平日の昼間じゃ、来れる客層が限られてるだろうなと、私はマイナスの点を考えていたら
ステファンは「リタイアした人とか、そういう客層を狙ってるんじゃない?」と。
その通りお客さんの年齢層は結構高めでした。
きっと16時以降は学校終わりや仕事帰りの人たちで、もっと賑わうでしょね。
 
肝心の字幕なしでの映画はというと…
すべてを理解するにはまだまだ難しい部分もありましたが
大きなスクリーンで、映画館の雰囲気を感じながら、楽しみました。
たまにはこうして映画館に来るのもいいですね。
 
日本での公開は今のところ未定のようですが、恋愛コメディが好きな人にはおすすめです。
 
 
by SBS
私が毎週楽しみにしている番組
Destination Flaver Japan (SBS ONE 毎週木曜日20時)
北は北海道から南は沖縄まで、日本食や文化を紹介する番組。
この前お世話になったオージーの理学療法士さんも通訳さんも毎週観ていると言っていたので
私と同じようにたくさんの人が楽しみにしているのかもしれません。
 
ホストのアダム(写真)は、7年も日本に住んでいて、奥さんも日本人。
もともとは大学で法律を学んでいて、日本のディズニー社でも法律関係の仕事をしていたようです。
また「マスターシェフ」というオーストラリアの料理番組で優勝した経歴の持ち主。
 
9月に放送された記念すべき第1回目は私の故郷北海道でした!
しかも道東がメイン。
和商市場で勝手丼を食べて、根室の港でウニ取って、別海のファームデザインでチーズケーキ食べてました。
 
阿寒湖半でのワカサギ釣りもこんな感じで。
番組が始まる前から予告をみて、ステファンとすごく楽しみにしていました。
運良く北海道の回で私の地元が取り上げられて、すごく懐かしくなったのと同時に
ステファンに少しでも私の故郷を見せられたのでうれしくなりました。
 
その後も東北、東京、関西…と日本中をめぐり様々な日本の食文化を紹介してくれて、明日の沖縄編で最終回を迎えます。
東京編では「新入社員がお花見の場所を確保する」なんていうことも紹介されていました笑
 
彼の日本文化に対する愛情に
日本文化を語り、日本食を作っているときの彼は喜びに溢れていました。
こんな風に誰かが自分の生まれ育った日本文化を大切にしてよく思ってくれるのはやっぱりうれしいものですね。
 
この番組を通してたくさんの日本の風景を目にしたステファンが「日本には素敵な風景がたくさんあるんだね」と言っていました。
考えてみるとしっかりと観光したことがある場所は東京や鎌倉、京都くらいなので
毎週私も新しく知る日本の美しい風景を楽しみにしていました。
ステファンに「どうして日本中を旅してこなかったの?僕なんてオーストラリアだいたい全部(主要都市)行ったことあるよ〜」と言われ
大学時代なんかにはたくさん時間があったんだからもっと日本も旅しておくんだったなーと思いました。
日本は小さな国だけれど47都道府県にそれぞれの文化があるので、全部を見てまわるには時間がかかるけれど
それでもこれから少しづつ旅してみたいなと思います。
 
日本人の私も毎回日本食について学べて、今まで知らなかったものを目にできて、そしてものすごく日本食が恋しくなったこの番組
明日も最終回がすごくさみしいです。
 
by Japanese Film Festival
今年も日本映画祭がオーストラリアの各都市で開催されています!
メルボルンは来週木曜日の28日から。
去年ステファンと「鍵泥棒のメソッド」観て、日本映画をすごく気に入ってくれたので
今年もいい日本映画を観せてあげたい!!と楽しみにしていました。
 
メルボルン国際映画祭で上映された「そして父になる」や「風立ちぬ」、三谷監督の最新作「清洲会議」なんかが観られたらいいな〜と期待していたのですが…
どれも上映されません!!!
上映作品リストを見て、正直がっかりしました…。
もちろん人それぞれ趣味があるので、一般的にどんな評判かはわかりませんが
少なくとも私にとっては魅力的ではありませんでした。
すごくすごく楽しみにしていたので「だれがこんな映画ばかり選んだんだ!」「センスがない!」なんて思ったくらい。
開催者側にはきっとテーマやいろんな想いがあってのことだと思うので、不満ばかりは言えませんが…
ただメルボルンに暮らす日本人として純粋に最新作や話題作を観られる機会であったらいいのになと思いました。
 
いろいろ書きましたが、「観たい!」と思った映画も1つだけあります!
阿部サダヲの「謝罪の王様」
残念ながらステファンは毎週日曜日のジャムがあるので一緒に行けません。
一緒に観に行けてたらきっと2人でたくさん笑うんだろうなーと思うとさみしいし、ステファンにも申し訳ないけれど
私は12月1日に観に行って来ます。
 
メルボルンにいる方はぜひホームページで上映作品一覧をチェックしてみてください。
Japanese Filme Festival
http://japanesefilmfestival.net/
 
先週の土曜にウーフメイトのフレンチガールDelphineとシテイでおいしいランチを食べました。
このブログを 読んでくれているみなさんは覚えているかもしれませんが
彼女とはメリガムで約3週間一緒に過ごしました。
メリガムを離れた後も、2年目のワーホリビザのためにウーフを続けて今月やっとビザがおりたとのことで
私たちのオーストラリアでの"2年目"を記念したランチになりました。
日本食が好きなこと、オーストラリア人の彼氏がいること、オーストラリアでの2年目が始まったことなど、たくさんの共通点がある私たち。
たくさん笑って、たくさんおしゃべりしたすごく楽しい時間になりました。
 
私はもう学校には通っていなく、最近は仕事ばかりの日々なので、
なかなか新しく友達を作る機会がありません。
語学学校で出逢った友達は、それぞれの国に帰国したり、違う街や国に行ったりと、たくさんの出逢いもあったけれど、たくさんの「またね」も多いです。
一番の仲良しだった子がニュージーランドへ移ったり、ステファンが仕事でQLDへ行くなどが重なって
「あぁ私には気軽にご飯に行ける友達がいないかも」なんて思っていたところだったので
DelphineがBBQに誘ってくれたり、「出掛けたいときはいつでも連絡してね」と言ってくれたことで、変なこと考えてたなーと気づきました。
近所に住んでいるオージーキッズ、学校でお世話になったJo、コロンビア人の友達、ウーフメイトのサキ、シドニーのホストファミリー…これまでにつくってきたこうした繋がりを大切にすることが
私のオーストラリアでの日々をシアワセにしてくれるんだなと思います。
 
日本にいた時には「あれしよう!これしよう!あそこに行こう!」とよく友達を誘い出していたのに
オーストラリアに来てからはなんだかそんな私はすっかりオフになっていました笑
これから夏も来ることだし、アクティブモードをオンにしてみんなを誘い出そうと思います。
 
クリスマスまで50日を切りましたね。
日本でもあちこちにクリスマスツリーが飾られて、イルミネーションがきれいな季節のはじまりですね。
東京の街に広がるイルミネーションを見られないには、メルボルンにいて日本のことを恋しく思う瞬間のひとつです。
ちょっぴり寒い中、コートを着てブーツをはいてマフラーをして、キラキラな街並みを歩くのって、この季節だからこそ特別に感じるんでしょうね。
 
メルボルンもクリスマスへの準備が着々と進んでいます。
クリスマスアイコンとして有名なのは「Myer Christmas Windows」
こんな風にMyerという百貨店のショーウィンドウがクリスマス仕様になります。
ディズニーランドのアトラクションのイッツアスモールワールドのように人形たちが物語を伝えています。
絵本や映画、劇、童話からその年のテーマが選ばれて、アーティストやアニメーターたちが6ヶ月以上かけて作り上げていくようです。
58回目の今年のテーマは「Gingerbread Friends」で、毎年100万人が訪れるようです。(Myerのホームページより)
 
 
日本ではクリスマスは1つのイベントですが、オーストラリアでは「降誕祭」の意味でも重要なものであると思いまし。
光が反射してちょっと見づらい写真ですが、Myerではこのショーウィンドウも合わせて公開されています。
クリスマス用の切手もキリストの降誕をモチーフにしたものが販売されています。
普段はそんなに感じることはないですが、オーストラリアもいちおうキリスト教文化の国なんだな〜と感じます。
私もすでにクリスマスカードを数枚手に入れて、「あの子にはこれを!」とわくわくしています。
オーストラリアでは高価なプレゼントを誰かだけに送るのではなく、ちょっとしたものを家族や友達にプレゼントする習慣なので
いつもお世話になっている人たちに何をプレゼントするか考えています。
今年も楽しい真夏のクリスマスを過ごせたらなと思います(o^^o)
 
Facebookにもツイッターにも書きましたがここでも笑
携帯を新しく買いました。
HUAWEIという中国ブランドのものです。
日本では聞かないブランドですが、調べてみたらすごく大きな会社で
日本の携帯会社用にタブレットやWIFIモデムなんかも作ってるようです。
 
私が今まで使っていたのは去年オーストラリアにきた時に日系の会社から買ったサムソン携帯。
スマートフォンだけれど決して新しいモデルではなく、なん世代か前のものを160ドルで買いました。
とにかくすぐに携帯を手に入れたかったのと、オーストラリアの携帯事情も全くわからなかったので
日系の会社という一番簡単な方法を選びましたが
1年暮らしてきた今は「もっと安くいい携帯を買える方法があったな」と思います。
そんなにあせらずにもっと情報収集してからでもよかったなと(今だから?)思います。
 
語学学校にはパソコンもあるしWi-Fiも無料で使える場合がほとんどだし
図書館や街中にもWi-Fiスポットはたくさんあるので日本から持ってきた携帯やiPadでしばらくの間は不自由なしに過ごせると思います。
学校やホームステイ先でみんながどこの会社を使っているのか、どこがおすすめか聞いて見てから考えても決して遅くないと思います。
そしてJBHiFiやDickSmithに行ってたくさんの携帯の中からお気に入りを見つけるのもいいんじゃないかなと思います。
 
たかが携帯なんだけれど、毎日使うものだし
私はそれが自分のお気に入りのものであるというだけで気分が上がる方なので、今回携帯を新しくするのに結構時間がかかりました。
日本では携帯以外でも自分のお気に入りがどこで見つけられるかわかっていることがほとんどですが
オーストラリアでは「これだ!」を見つけるまでにまだまだ時間がかかります。
だから気に入った携帯を手に入れたことが、すごくすごくうれしくて、いろんなところで話をしたくなったのでした笑
インターネットへも前より繋がりやすくなったので、これを機にブログの更新も頻繁にしていこう!と気分が乗っているところです(^o^)
 
Rose Hotelで働き始めて2ヶ月。
常連のお客さんたちが私の名前を正確に発音できるようになり
私も彼らの"いつもの"オーダーと顔が一致するようになりました笑
印象に残っているお客さんとのやり取りをちょっぴり紹介します。
 
先日、併設しているバーにいたお客さんが「こんばんは」と日本語で話かけてくれました。
私にとってはあまり見かけない顔で、前に話した記憶もなかったので「なんで私が日本人だってわかったんだろう」とちょっぴり不思議に思っていたら
「僕の奥さんも日本人なんだ」と。
きっと私がしゃべっている日本語アクセントの英語と顔立ちからわかったのだと思います。
 
奥さんは福島のいわき市出身で、結婚式もそこでしたと教えてくれました。
奥さんの家族に地震や津波の被害はなかったか聞いたら「大丈夫だったよ(^^)」と。
奥さんとどうやって知り合ったのか、奥さんはメルボルンでどんな仕事してるのか、子どもはいるのかなど、いろいろ聞きたいこともあったのですが
ちょっぴり忙しい日でゆっくり話をする時間がありませんでした。
その後もバーでちょくちょく見かけるので、また機会をみて話してみたいと思います。
 
もう1人のお客さんはよくディナーをしに来る50歳代の男の人。
「どこから来たのか」と聞かれ、日本から来たと答えると
「前に日本人の男の子を面倒みてたんだよ!なんていう名前だったかな…マサヒロ!そうだマサヒロって名前だった!」と
その後彼の息子さんも日本でホームステイをしたらしく
「僕たち、マサヒロのこと本当によく面倒みたんだ。僕の息子も日本でおんなじようによくしてもらって。これって人間の真理だよね。いいことをすれば、同じようにいいことが返ってくる」と。
 
日本とオーストラリアにはやっぱり文化の違いがたくさんあるかい?
食文化なんてとくに違うでしょ?なんて話をしました。
そして彼が「前に聞いたことがあるんだけれど、日本人の男はオーストラリア人のように女性を扱わないって本当かい?」と聞かれ、ちょっぴり答えに困ってしまいました。
 
私のホストマザーも「日本人の男の人は女性をちゃんと扱わない!西洋人と結婚しなさい!」なんて私に言ったり
ステファンも「日本人の男の人はさ〜」なんてしょちゅう私に言ったりするので
彼なの中での「日本人男性像」はそんなに悪いのかとびっくりします。
男性陣のみなさん…気を悪くしないでくださいねー笑
 
私の中では、彼らが描いている「日本人男性像」は
考え方の違いや文化の違いから、マイナスの方に傾きがちなだけだと思っています。
オーストラリア人の男性がそんなに女性を大切に扱っているのか?と聞かれたら私は「そうでもない」と答えると思うし
こういうものって、国や人種じゃなくて、人それぞれの価値観によるものだと思うので。
 
オーストラリアに来てから「オーストラリア人男性の方が素敵!!」なんて思ったこと、正直私はないですよ笑
オーストラリアはたくさんの人種が入り混じっているので、ひとくくりで「オーストラリア人」と言うこと自体ちょっぴり難しいですが。
 
こんな風にお客さんと"日本人の私"とのやり取りは
私にたくさんの楽しみと、色々と考える機会を与えてくれます。
飲み物をテーブルへ運んだ時に私を中国人だと思って
「謝謝」と満面の笑みで言われたりもしますが
"外国人"であるということは、私にとってはアドバンテージであると思いながら日々楽しく働いています!
 
海外にいるみんなはどれくらいの頻度で日本にいる家族と連絡を取り合っているのでしょうか??
語学学校に通っていたとき、コロンビア人の男の子が毎日お母さんとスカイプで話をしているのにかなりびっくりしました。
毎日のように連絡取り合っているという日本人の友達も多いので
インターネットがある今は音信不通にはなり得ないですね。
 
私はあまりマメな方ではなく、メールでのやり取りをするくらいで…
お母さんと最後に電話で話したのも去年の今頃で、周りからはよく驚かれます。
 
先日、日本のとあるコールセンターにどうしても連絡しなければいけないことがあったので、電話をかける前に国際電話の料金を調べてみたら…
1分10セント!!!
「国際電話って高いんだろうな〜」という固定概念のみで、これまで電話を避けてきたのがちょっとバカみたいでした。
 
お母さんにも緊急でお願いすることがあったので、これを機に電話をしてみました。
「こうやって電話で話していると、遠く離れたオーストラリアにいるなんて信じられないね〜」と。
久しぶりのお母さんの声は、当たり前だけれどいつもと同じで。そして私からの電話を喜んでくれているようで、私も安心して、うれしくなりました。
 
スマホやインターネットからはちょっと遠いうちの両親なので
これからはたくさん電話しよう!!と強く思いました。
写真は2年前に初めてお母さんと2人旅をしたときに桂浜で撮ったものです(^^)
 
 
今日、9月16日はシドニーでのホームステイ先のリトルシスターの9歳の誕生日です。
昨年私がお世話になった6週間に、3人娘全員の誕生日があり、私はタイミングよく一緒にお祝いすることができました。
今年は直接お祝いできないので、誕生日カードとプレゼントを送りました。
何か私にしかできないことをしたくて、日本からキティちゃんグッズを取り寄せて送ろうと思ったのですが
公式サイトは海外発送に対応していなく断念。
3人娘が大好きなkimmidollというキャラクターのプレゼントを贈ることにしました。
だけど諦めの悪い私なので、せめて誕生日カードだけでもキティちゃんのものをと思い、釧路にいるおねえちゃんにお願いして3種類の誕生日カードを送ってもらいました。
一緒に「ほんの気持ちだけれど…」とキティちゃんのえんぴつと消しゴムも送ってくれて、3人娘へのプレゼントがより盛りだくさんになりました。
無事届いて、今頃喜んでくれているといいなと思います。
 
それにしても…なんでサンリオの公式サイトは海外発送に対応していないんだろうな〜と不思議に思います。
キティちゃんは海外でも大人気で、キティちゃんだけじゃなく他のキャラクターの商品を買いたいっていう需要はかなり高いように私には思えるんですが。
海外の顧客との直接のやり取りって、サンリオにとって大きなビジネスチャンスのはずなのに。
会社としては、海外発送を取り扱うことでのコストと利益を考えてあえてやらないことにしているのかもしれませんが…。
もし海外発送を取り扱っていたら、私は間違いなく顧客の1人です。
 
その他にも海外発送に対応していないところが多いと私は感じています。
日本にいたときにはインターネットでの買い物に対して、「送料無料!」ってことがひとつのハードルの気がしていたけれど
オーストラリアにいる今は「海外発送可」ということが最大のハードルだなと思います。
海外発送に対応しているところでも、実際の送料を知って「うぅーん、それだったら我慢する!!」となることも多いのもまた事実ですが。
 
私がネットショッピングで探しているもには「これがなければ生活できない」というものではないので
単なる私のこだわりなんですが…
例えばユニクロのジーンズとかキャミソールとか、安いのに質もよくて長く使えるものとか
「やっぱりあそこのあれが一番いい!」と思う瞬間がたくさんあります。
日本の何かが恋しいとしたら、それは「買い物」かもしれません笑
 
インターネットのおかげで、世界中のものを簡単に買えるようにはなったけれど
「買い物のし易さ」「便利さ」の点でいったら、オーストラリアから日本のものを買う場合まだまだ成長させられる部分が多いのかなと思いました。
私にでもできる何か…あるかもしれませんね。
 
先日お手伝いしたRose Hotelのソーシャルクラブからお手紙をもらいました。
 
親愛なるサオリ様
ソーシャルクラブを代表して、8月24日のトリビアの会における、あなたの功績に深く感謝します。
あなたはどのメンバーの要求にも、プロとして迅速に対応してくれました。
たくさんのメンバーがあなたの親しみやすく、礼儀正しい姿勢に喜びを感じたと語っていました。
今後のソーシャルクラブにおいても、あなたに逢えることを皆が楽しみにしています。
心からのありがとうを込めて
代表 Julei Singh
 
ブログにも書いた通り、ビールをつぐのに慣れていな私を励ましながら受け入れてくれたのは、ソーシャルクラブのメンバーなのに
こんな風に言ってくれて本当にうれしく思います。
わざわざお手紙を書いてくれたことも感激です!手紙好きの私なのでなおさらです(^^)
 
ステファンもホストマザーもこの手紙のことをすごく喜んでくれて
ホストマザーは
「きちんと保存して、履歴書と一緒に綴じておきなさい!仕事探しの時に使えるから」と。
 
昨日もバーにソーシャルクラブメンバーの夫婦がいて
「手紙読んだ?次もおいでね!」と声をかけてくれました。
いい環境、いい人たちに出逢えたことを改めて感謝する出来事でした。
 
私はいつもこんな風に人との繋がりや出来事のなかで喜びを感じます。
さみしさもくやしさも、もちろん人とのやり取りがあるから。
私の周りにいる人たちを喜ばせたい。すべてはそこにあるような気がします。
 
先週の土曜日、オーストラリアで総選挙があり、6年ぶりに政権が交代しました。
5週間の選挙活動中は毎日選挙に関するニュースが流れていて、投票日が近づくと、選挙戦はますますヒートアップして
首相と野党党首の妻や娘もテレビに登場して各人を応援していました。
 
オーストラリアでの選挙で驚いたこと。
◆その1◆罰金
オーストラリアでは、正当な理由なしに投票を行わなかった場合、20ドルの罰金が課せられます。
2回目からは罰金が50ドルに。
オーストラリアでは1924年から投票が義務化されていて、投票率は90パーセント以上とかなり高くなっています。
 
◆その2◆国民の前でディベート
選挙期間中、首相と野党党首のディベートが数回行われていました。
日本の"党首討論"と同じようなものだと思っていたのですが、決定的な違いがありました。
そのディベートは国民の前で、国民からの質問に答えて行われるのです。
ディベート会場には50〜100人くらいの国民がいて、進行役によって進められて行きます。
各党が掲げている公約や、経済政策、教育、医療などさまざまな分野に対する質問がぶつけられていて、時にヒートアップしながら進んでいきました。
 
見ていて興味深かった質問は野党党首へのもので
「現在、公約としてたくさんのことを挙げているけれど、今回の選挙で政権を取ったら本当に公約を実施できますか。政権をとった途端に、あれがあーでとか理由をつけて公約を変えたりしませんか。」とういもの。
野党党首はちょっとしどろもどろで、はいともいいえとも言えないような答えをしていたら
すかさず進行役から「イエスですか?ノーですか?」と聞かれていました。
政策の実行力という点はどこの国でも大きな問題なのかもしれません。
 
別の日には、野党党首とのディベートではなく、首相だけが同じように国民からの質問に答える番組もあって
日本ではこんな機会ないよな〜と興味深く観ていました。
 
◆その3◆相手を批判するCM
オーストラリアでは、選挙期間中テレビでさまざまなCMが流れていました。
各党の党首が「我が党に1票を」を呼びかけているものから、批判的なものまでたくさんです。
前に、アメリカの大統領選での批判CMをみたことがありますが、ここオーストラリアでも頻繁に流れていました。
野党の子ども手当カットを批判して、「彼が勝てば、あなたは失う」とか
数ヶ月前の首相が変わってからの政策を批判して「たった数ヶ月でこれだけのことをしてきた。また3年この政権が続くこと想像できますか?」など。
そういう批判CMが許されていることが私には衝撃的でした…。
 
今回のオーストラリアの選挙、投票はできないものの、他の国の選挙戦を実際に目にできたおもしろい体験になりました。
 
AP Photo/Shizuo Kambayashi
 
2020年のオリンピック東京開催が決定しましたね!
Facebookでもツイッターでもニュースでも、みんな喜んでいて、明るいニュースはやっぱりいいなと。
NHKの夜のニュースが次の日にオーストラリアでも放送されているんですが、今日は時間いっぱいオリンピックの話で
ステファンが「なんでオリンピックの話ばかりなんだ。他にもニュースあるでしょ」と笑っていたけれど
それくらいみんなの心が躍るニュースだってことですよね(*^^*)
 
太田選手、滝川クリステル、安倍首相…最終プレゼンでの全文を追っかけて、YouTubeで動画もみて見ました。
IOC委員会が決定を下すための重要なプレゼンを
自信たっぷりに、日本の心をこめて、英語やフランス語でするなんて、どんなプレッシャーなんだろうと思いました。
日本語でのプレゼンだって、たくさんの人を前にしたり、重要であればあるほど緊張するものだろうに。
今回の勝因のひとつに最終プレゼンの出来の良さも挙げられているから、プレゼンターはきっとほっとして、喜びも倍だろうなと思います。
 
東京でのオリンピック。
私はスポーツに大きく携わったことはないし、オリンピックに思い入れもないけれど
私の大好きな"東京"が選ばれたことをすごくうれしく思っています。
社会人になってから東京で暮らし始めて、私は東京が大好きになりました。
それまでは憧れもなにもなかったけれど、会社の人と、同期と、友達と、もちろん一人でもたくさん楽しい時間を過ごして
「東京って私にとってこんなに心が躍る場所なんだ」といつの間にか私の憧れの場所になっていました。
 
ある人にとっては、ビルだらけの、ごちゃごちゃした街かもしれないけれど
私にとってはそれすらも東京が好きな理由です。
こんなに大きな街で、有り余るほどの物やお店があって、なんでも出来てしまいそうな気持ちになる場所は他にないと。
だからオリンピックでたくさんの人が東京に来て「わぁ、東京ってこんなところなんだ」と思ってくれたらいいなと思います。
 
長野で冬のオリンピックが開催された時
授業を中止して教室のテレビでオリンピック観戦したのを覚えています。
自国開催は真夜中でも早朝でもなくいい時間に試合が観れるのもうれしいことのひとつですよね。
きっと日本中が夢中になる2020年の東京五輪になりますね。
 
オーストラリアに来て、丸1年が経ちました。
去年の9月1日、ドキドキしながらシドニーのホストファミリーのお家のドアを開けた時がすごく懐かしい。
満面の笑みで迎えてくれたホストマザーと、私の手をひいてお家に入れてくれた3人のリトルシスター達。
すごくうれしい気持ちでオーストラリアでの日々が始まったのを思い出しています。
 
この1年でどれくらい英語が伸びたか、自分の感覚だけで判断するのは難しいけれど
携帯会社に問い合わせの電話をしたり、地元のバーで働き始めたりと
1年前ではできなかっただろうことができるようになっているので
確実に成長している部分があると思っています。
 
「オーストラリアに行ってくる」なんてことは結構あっさり決めたりするのに
別のところでは小心者で、 心配事もたくさんあって、周りの人がどんな風に思っているか気にしいだったりします笑
ステファンが前に「こうしてオーストラリアで楽しく元気にしていること、両親が誇りに思ってくれたらいいね」と言ってくれた時
なんだかその「誇り」って言葉が私の中でひとつの答えになった気がしました。
「そうか。私がいつも欲しかったのはそういうことなのか」と。
 
日本語で「誇り」って聞くと結構重たい言葉に聞こえるけれど
I'm proud of you.って表現は英語ではよく使われます。
筋肉痛と戦いながらトマトピッキングしてる時や、バイト先のオーナーが私の働きっぷりを褒めてくれた時などに
私の周りの人がかけてくれるような、「がんばったね」「よくやってるね」なんて意味合いもあるそんな言葉です。
 
こうして違う国に来て、日々を過ごしている経験が私の人生にあってよかったなと思っています。
もう1年オーストラリアにいられること、すごくうれしく思っています。
これからもみんなが「元気そうにやってるじゃん」と声をかけてくれるような日々を過ごしたいと思います。
そして私自身が「I'm proud of myself」と言えるような日々にできたらいいなと思います。
 
この1年、色んな場所で、色んな形で私を支えてくれたみんなに感謝します。
これからの1年もオーストラリアでの日々をこのブログでたくさん残していけますように。
 
Facebookには写真をアップしたけれど、ここに載せるの忘れていましたね。
前に書いた、アーモンドの木です。
メルボルンの戻ってからも、庭の同じような花が咲いているのをみかけます。
少しづつあったかくなってきたので、ますます桜のようです。
 
 
昨日、今日と気持ちのいい日が続いています。
週間天気予報でも最高気温が20度近い日がちらほら。
春にむけてやっと少しづつあったかくなるかな〜と期待しています。
 
ステファンに「いつから春が始まるの?」と聞いたら
「うーん、9月かなー?あれ?冬の次は秋じゃないっけ?」との答えが。
体にも頭にも"四季"が染み付いている私にはとっては、一瞬止まってしまうくらいの回答でした笑
「夏と冬以外はとくに四季を意識しないんでしょー?」と言ったら「そうだねー」と笑っていました。
 
はっきりとした四季があって、私たちの生活がそれに基づいていることは
すごく大切な日本文化なんだなと改めて感じました。
私は春のにおい、夏のにおいなど、季節ごとのにおいが大好きです。
たまに「あっ、運動会のにおい!」なんて自分の思い出とさまざまなものが繋がるから、季節のにおいっておもしろいなーと思います。
 
もうすぐオーストラリアに来てから1年。
私はオーストラリアでの四季一通り過ごしたことになります。
メルボルンの冬はというと、道産子の私にとっては"冬"とは呼べないくらいのものでした。
もちろん、夏と秋を過ごしてから迎える冬なので気温は下がって寒くなるんですが
それでも最高気温が10度以上の日がほとんどで、最低気温も0度を下回ることはありませんでした。
マフラーと手袋なしで冬を過ごしたのは人生で初めてでした笑
 
オーストラリアはすごく大きな国なので、場所によって天気もさまざまです。
ケアンズやゴールドコーストがあるQLD州は年中あったかくて、サーフィン好きや海好きにはもってこいの場所です。
ケアンズに日本人が多いのは、日本から一番近い街だということと、日本では経験できない"年中Tシャツ・短パン"ができるからかもしれません笑
最初の計画では、寒くなってきたら私もQLDに移ろうと思っていましたが
たくさんの出逢いによって、メルボルンはすっかり私のホームです(^^)
 
写真はうちの裏庭に咲いていたたんぽぽ。
たんぽぽは春の象徴ですね。
 
先週の土曜日、バイト先のバーでSocial Clubのお手伝いをしてきました。
13時〜16時まで、ひたすらにビールを提供するお手伝い笑
Social Clubは、訳すると「社交クラブ」ということで、いつもRose Hotelのバーに来ている人たちで構成されていて
年に数回、みんなで集まってわいわいするという会のよう…。
 
今回は「トリビアの会」ということで、チーム戦のクイズ大会でした。
顔写真を見て有名人の名前を答えるもの、雑学クイズ、歌手当てクイズの3つを、お酒を飲みながらわいわい答えていました。
 
参加者は30人程。
3時間の間に、グラスビールを120杯くらい飲んでいました。
その他にもサイダーやシャンパンなど、200杯近いお酒が消費されたんじゃないかと思います。
5ドルでの飲み放題だったので、みんなここぞとばかりに飲んでいました。
(社交クラブの年会費で補填されるんじゃないかと思います)
もちろん人によりますが、パブなんかに行く「どうしてそんなに飲めるの??」とびっくりすることも多いです。
短時間にお酒だけ飲み続けて、おなかたぽたぽにならないのかなと思ったりします笑
 
参加した人はみんなバーの常連なので、新入りの私のすぐ気づいて「名前、なんていうの??」「どれくらいオーストラリアにいるの?」「どこに住んでるの?」なんて話しかけてくれました。
まだまだビールをサーバーからつぐのに慣れない私ですが、終わりの方にはちょっと慣れてきてきれいにビールがつげた時には、「完璧!!」なんて言ってくれるそんなオーストラリア人の雰囲気が好きです。
 
あと、年齢を問わず女性に対して使われる「love」という呼び名。
子どもからの問いかけに対して、「Yes,love?」って答えたり
友達も対しても「Hello, love」と使ったり
初対面のスーパーのレジのお姉さんに対しても「Thanks, love」なんていう風に日常的に使われます。
その日も「Thanks,love」って言ってくれる人がたくさんで
「ありがとう」意外の何の意味でもないことは私もわかっているけれど
それでも親しみをこめてloveを付けてくれることに、私はうれしかったです。
 
次はフットボールを見ながらの会、年の締めくくりは競馬場へ行っての会だそうです。
私のビールをつぐ技術の向上にもなるし、常連客と話せる機会なので、またお手伝いできる日があればいいなーと思います。
メルボルンに戻って2週間。
先々週無事にセカンドビザも下りて、ビザに関してはもう何も心配する必要がなくなって、本当の意味で安心しました。
 
そして、オーストラリアで初めての仕事も決まりました!!
毎週日曜日にジャムが開催されているウィリアムズタウンのバーでディナータイムのウェイトレスです。
先週火曜日と木曜日、トライアルということで働いてきて、正式に雇ってもらえることになりました。
 
ディナータイムを仕切っているのは、バーのオーナーの娘さん。
「ゆっくりゆっくり覚えていけばいいよ」
「お客さんはみんないい人で、今までいやな想いなんてしたことないから、大丈夫」なんて優しく教えてくれるので
オーストラリアでの初めての仕事にドキドキしながらも、楽しく働けそうです。
 
オーダーを取ったり、料理を運ぶ以外にも
ワインやビール、カクテルも自分で用意します。
去年の12月に通ったバー&バリスタコースで習ったことが、半年以上経ってやっと役に立つ日がきました。
飲み物を用意することよりも、お客さんのオーダーを聞き取るとこが一番難しいですが、日々の積み重ねを大切にがんばります(^^)
 
日本の求人広告では「初心者大歓迎」「研修あり」なんて言葉を多く見かけますが
オーストラリアのローカルレストランやバーでは「経験者」を求めていることがほとんどです。
経験がない上に、英語がまだまだ100%ではないので、
こうして地元の、そして私もすごく馴染みのある場所で働けることになって、本当にラッキーだなと思います。
週3日の仕事なので、他の日にできる仕事も探す予定です。
そしていつかはやっぱりバリスタとしてカフェで働きたいなと思います。
 
ウィリアムズタウンでディナーの予定がある方は、ぜひファーガソンストリートのRose Hotelにお立ち寄りください(^^)
先週の土曜日にメルボルンへ戻って来ました。
メリガムでの最後の夜は、リチャードの末娘も一緒にインデイアンレストランへ。
道路向かえの農場のオーナーが経営しているレストランということでちょっぴり割引もしてもらって、おいしいカレーで楽しい最後の晩餐を過ごしました。
その日はとても澄み切った夜空が広がっていて何千もの星が輝いていました。
ミルキーウェイがすっごくすっごくきれいでした。
 
セカンドワーキングホリデービザのための88日。
3月にトマトピッキングのためにメルボルンを離れてから5ヶ月近く経ち、やっとクリアすることができました。
トマトピッキングの終わりかけの時期に行ったこと、ウーフホスト探しに時間がかかったこと、メルボルンを行ったり来たりしていたことなど
たくさんの理由でかなり時間がかかってしまいましたが、クリアできたことにほっとしています。
 
トマトピッキングでは、今まで感じたことのない体の痛みや、家賃分も稼げないんじゃないかという不安と戦って3週間を過ごしました。
ファームステイでは、みなさんご存知の通り素敵なホストとウーフメイトに恵まれて本当に楽しい日々でした。
1年のワーキングホリデーのうちの5ヶ月だと考えると、もったいない気がする人もいるかもしれませんが
この5ヶ月で経験できたことや、出逢えた人たちのことを考えると、私のオーストラリアでの大切な5ヶ月だったと思います。
 
メルボルンに来てステファンと出逢ってから
彼や彼の友達にいつも本当に親切によくしてもらってきました。
オーストラリアで生きていくために必要なこと、たくさん教えてもらってきました。
セカンドビザのために動き出した時
「自分のビザのことなんだから、これに関しては自分の力でなんとかしなきゃ」と思っていたんです。
ピッキングの仕事も自分で探し出さなきゃ。
自分のためなんだから弱音なんて吐いちゃいけない。
どうしなきゃいけないかは、自分で見つけ出す。そんな風に思っていたんです。
 
でもそんな「一人でなんとかしなきゃ」みたいな考えってまったく無駄だなと学びました。
この5ヶ月、常に「たくさんの人に支えられて生きている」と感じていました。
ピッキングジョブの連絡先を教えてくれたまみちゃん。
ピッキングに関して全く知識がなかった私にたくさん情報をくれて、キャラバンパークで仲良くしてくれたはるか。
メルボルンに帰る度に「あとどのくらい?」「がんばって!」と気にしてくれたステファンの友達。
日本にいる家族や友達も応援してくれていました。
ファームステイ先のホストのリチャード、メリガムで出逢った人達。
そして、いつも心配して応援して支えてくれたステファン。
みんなのおかげでクリアできた88日です。
 
誰かに助けてもらうこと、頼りにすることは決して「自分が何もしていない」とイコールにはならない。
助けてもらいながら、支えてもらいながら、私はこれからのオーストラリアでの日々も大切にしていこうと思います。
 
2年目にやりたいこと、たくさんあります。
このブログがより賑わう日々になればいいなと思います。
 
4月の終わりにメリガムに来てから、季節の移り変わりを自分の目でたくさん見てきました。
これまでは普段は温度の変化や、空の様子なんかで季節を感じていたけれど
ここに来て野菜や果物、植物にも"季節"ってものがあるんだなとあらためて実感しています。
 
庭にアーモンドの木あります。
2週間前は全くなにもなっていない木だったのですが、今は花が満開で、ハチたちがせっせと蜜を集めています。
アーモンドの花はちょっぴり桜の花に似ていて、日本の春を思い出します。
まだまだ春には遠いメルボルンですが、太陽の光の中できれいに咲いているアーモンドの花を見ていると
少しずつ寒さがやわらいでいって、春が近づいてるなんて気になります笑
 
釧路での桜の開花は5月。
卒業や入学のシンボルである桜に、私は強い憧れがありました。
横浜や東京で見た桜並木は本当にきれいで、3月や4月にあったかい春の中で桜を楽しめることがすごくうれしかったのを今でも覚えています。
とくに電車の車窓から見る桜並木が好きです。
線路沿いや川沿いにずーっと続く桜は本当にきれい。
そんな風景を、アーモンドの木が思い出させてくれました。
写真も何枚か撮ったので、メルボルンに戻ったらお見せします。
 
前々から、農業や植物に興味があったわけではないけれど
ここメリガムに来て、リチャードにたくさんのことを教わりながら
自分の目でみて、触って、育ててみると
自分が思っていた以上に、興味を持って田舎生活を楽しんでいたなと思います。
メルボルンに戻ったら、庭の畑や木から採ってくる新鮮な野菜や果物がものすごく恋しくなりそうです。
 
うちのsashimiちゃん。
約9ヶ月になりました。
愛情たっぷりに、あまりにもご飯を与えすぎたせいか
かなり大きく成長しました。
 
最初はこんなに小さかったのに。
それでも、かわいいところや、いたずや好きで、甘えん坊なところは全く変わっていないけれど(^^)
 
私が田舎生活を送っている間は、もちろんステファンが面倒を見ていて
ステファンも仕事の関係でメルボルンを離れている今は
アダムという私と同じくらいの年齢のイギリス人が面倒を見てくれています。
sashimiは夜寝るときには必ず私たちのベッドで一緒に寝ます。
なぜかいつも私の足のそばかつ、ベッドの端で。
 
ステファンがアダムにsashimiの様子を聞いたら、いつもと同じ様に、アダムのベッドの端っこで寝てるとのこと。
人のことが大好きで、甘えちゃんなsashimiは誰に対しても一緒。
すごくsashimiに逢いたくなりました。
 
あとちょっとで田舎生活も終わり!
メルボルンに戻ったら、思う存分sashimiと戯れたい!!!
断然犬派だった私はsashimiを飼い始めてからねこのかわいさの虜になりました。
 
カナダにいる高校時代の友達が
「カナダに来てから人生が180度ってくらい変わった。(周りの)人によってこんなに自分の人生って変わるもんなんだ」と言っていた。
私の人生も、オーストラリアに来てからどんどん変わり始めている気がする。
今の私も、オーストラリアでの日々も、人生も気に入ってる。
 
ホストのリチャードがいつも「オーストラリアでの1年を終えて国に帰った時には、もう前と同じ人ではないんだよ。違う人になってるの。」と言うように
今までの生活を離れて、違う国に来て、全く違う環境で生きていくことは、自分自身にもたくさんの変化があるってことだもんね。
新しい人達との関係の中で、新しいことを目にする中で、自然と自分の中に新しい想いや考えが生まれてくるもの。
 
それは別に海外に出た時にだけ起こることじゃなくて
私にしてみれば、釧路を離れた時、横浜の大学に通った時、働き始めた時、新しい環境になる度に、いつもそこには新しい自分がいる気がする。
でも芯の部分はきっとずっとずっと小さい頃から変わっていなくて、私はただ一人の私で、私のイメージではただ私の"幅"が広がっているだけ。
「海外に行った」っていうと、"一大事"のように聞こえるだけ。
 
この前、大好きな友達に手紙を書いた時に
「オーストラリアに来てから私の考えもたくさん変わりました。でもそれを人に伝えた時に「ちょっと海外にいるからって」と思われたらいやだなと思っています。オーストラリアに来たことや、今の私をマイナスに思ってほしくないという想いがすごく強いです。」なんてことを書きました。
 
その友達はそんなこと言う人ではないし、私の周りにはそんな意地悪な人はいないんだけれど
オーストラリアに来てからの多くの変化に、自分自身でもびっくりすることもあって(もちろん今の私にとっては心地いい変化なんだけれど)
しばらく逢っていない大切な人たちのこと考える度に「今の私も好きでいてほしいな」なんて思ったりしてるんです。
 
久しぶりに大学時代の先輩と連絡取った時
「ブログ見てるよー。海外生活楽しんでるみたいだね」と言ってくれたり
同期が「田舎生活楽しんでるみたいで何より。でも無理すんなよ。相変わらず神田でお待ちしております」って言ってくれたことがうれしかった。
日本に一時帰国する時には、たくさんの人に逢って、今の私を見てもらいたいなと思った。
 
きっとみんな「なんだ1年海外にいても案外変わってないじゃん。前のまんま。」と思うはず!
中身だけじゃなくて、見た目だってちょっと顔が丸くなったくらいなんだから笑
 
映画の話続きになってしまいますが…。
夕食後フレンチガールのアキ(彼女のイラストレーターとしての名前)が、「ハヤオミヤザキの新作の予告見た?」とうれしそうに聞いてきました。
新作とはもちろんつい先日、日本で公開された『風立ちぬ』です。
「まだ見てないなら、一緒に見よう!そしてなんて言ってるのか翻訳して!」と。
 
たった4分の予告。
何も難しい話はないのだけれど、全然うまく翻訳できず申し訳なくなってしまいました。
自分の英語がなんだか後退している気分にも。(本当はそんなことないんだけれど)
すごく悔しかったので、ここを離れるまでにもう一度、もっとましな翻訳をして彼女に伝えようと思います。
 
映画のレヴューで「この時代の歴史を事前に知ってから観た方がより楽しめる」と言っている人がいました。
『風立ちぬ』は、1920年代の日本での話。
予告には「1920年代の日本は、不景気と貧乏、病気、そして大震災と、まことに生きるのが辛い時代だった。」の一文が。
学生時代、社会の授業好きだったわりには、大震災が「関東大震災」だということくらいしか覚えていない私なので
レヴューのアドバイス通り、観る前に必ずこの時代の歴史を勉強しようと思います。
 
日本人以外にこの映画のストリートを伝えるのにも、歴史背景を私自身が理解している方が
もっと簡単にわかりやすく伝えられるよう気もしますしね。
 
この映画がベルリン映画祭に出品されることになったことや、ポニョを超えた好調なスタートだといニュースを目にしました。
宮崎駿の"遺言"だと言われていたりもして…。
今年の日本映画祭での上演希望作品、その2ですね笑
 
メルボルンでは◯◯フェスティバルが本当に多い!
前にこのブログでも日本映画祭を紹介しましたが
その他にもコメディフェスティバルとか、音楽祭とか毎月のように何かが催されています。
昨日から始まったのが、メルボルン国際映画祭。
1952年から始まった映画祭で、最も古い映画祭のひとつだそうです。
世界70の国や地域から300近い作品が集められました。
日本映画も8本公開される予定で、大目玉はなんといっても今年のカンヌで審査員特別賞を受賞した『そして父になる』だと思います。
なんたって、日本でも公開前の作品ですもんね。英題は『As Father As Son』
 
この映画がカンヌで賞を取ったとか、ちぃにーちゃん(私は福山雅治をいまだにこう呼ぶのが好きなんです笑)が泣いたとか
そんなニュースを読むたびに「今年の日本映画祭でぜひ公開してほしい!」と思っていたんです。
そしたら、このタイミングでメルボルンで公開されることに。
国際映画祭のホームページの作品リストで見つけた時はすっごくうれしくなりました。
公開日程は明日と30日の2日間あるんですが、30日分はほぼ完売。
きっとたくさんの人が私と同じように楽しみにしてるんだろうな。
でも残念ながら私は田舎生活中のため観に行けません(T_T)
田舎生活終了まであと数日なので、「ちょっと1日だけメルボルン帰ってもいい?」とも聞きずらく…。
今年の日本映画祭でまた公開されることを願って、今回は我慢です。
 
その他にも『悪の教典』『アウトレイジビヨンド』も公開されます。
『そして父になる』の是枝監督、『悪の教典』の三池監督の作品は過去にもメルボルン国際映画祭で公開されていたようです。
映画監督については全くの知識がない私なので、彼らがどんな風に評価されているかわかりませんが
こうして作品が何度も公開されているということは、彼らの作品を観たいと思っている人がたくさんいるということなんだろうなと。
『アウトレイジ』は言うまでもなく、世界のキタノですもんね。
 
本は断然日本作家のものしか読まない私ですが、映画はアメリカのありきたりなラブコメくらいしか見ないんです。
ジブリもちゃんとみたことがあるのは、トトロとポニョと耳をすませばくらい。
去年、日本映画祭で『鍵泥棒のメソッド』を観た後、ステファンが「すっごくいい映画だった!おもしろい。もっと日本映画観てみたいなー。おすすめはなに?」と言ってた時も、ぱっとは思い浮かばず。
笑える映画ということで、三谷幸喜の『ステキな金縛り』と『マジックアワー』を。最近は『舞妓Haaaan!!!』も試してみました。
「見せ方や笑わせ方がすごくいい。アメリカのコメディとはまた違った、日本のおもしろさがあるね。」と。
日本語音声と英語字幕で観ていても、同じところで笑っていることが、私にとってはすごく特別なことに感じられます。
 
メルボルン国際映画祭は、8月11日まで開催されています。
田舎生活を終えてメルボルンへ戻ったら、何か1つ観に行こうと思っています。
「日本のヤクザ映画が観たい!」というリクエストに応えて、『アウトレイジビヨンド』にしようか、もうちょっと爽やかなものにしようかは、考え中です(^^)
 
前の記事で「書くことが好きだ」と言いましたが、それと同じくらい「読むこと」も好きです。
今日、芥川賞と直木賞の受賞者が発表されました。
毎年気にしているわけではないのですが、たまたま受賞者についてのニュースを読んで、ぜひ読んでみたいなと思いました。
 
なぜなら、直木賞受賞の桜木紫乃さんは私と同じく釧路市出身で現在も北海道在住の方だから。
受賞作の『ホテルローヤル』は彼女の実家であるラブホテルを舞台にした小説で
彼女の作品は北海道を舞台にしたものが多いようです。
 
受賞会見の中で
「私は道東で育って、そこは本当に夏でも冬でもプラスマイナス20度の世界なんです。」と言っていて「そうそう!」とうなずいてしまいました。
自分が育った場所が小説の舞台になって、小説の中に知っている場所がでてくるとすごくうれしくなります。
桜木さんも子どものころに読んだ本の中に、自分の知っている道、図書館、公民館が出てきて、自分の生まれた土地が物語の舞台になっていることに面白さにを感じ、小説に興味を持ったんだとか。
「読んだ後にその場所に行くと架空の人物がそこにいるように感じられる。」とも言っていて、私も同じよう感じているので、ますます彼女が描く北海道に生きる人たちの物語を読んでみたくなりました。
 
私の一番のお気に入りは佐藤多佳子の『黄色い目の魚』という本です。
高校生の時、雑誌でこの本の数行が紹介されていて、そのたったの数行にすごくひかれて買いました。
帯に書かれていた「16歳だった、すべての人へ」という言葉も、まさにその年齢だった私に強い印象を与えてくれました。
鎌倉を舞台にした16歳の少女と少年の物語で、鎌倉の地名がたくさんでてきます。
その当時は鎌倉に行ったこともなければ、街並みすらもわからない私でしたが、小説を読みながら自分の中でたくさん想像をふくらませました。
3年後に横浜の大学に進学して、鎌倉へすごく簡単にいける場所に住むことになった私は
本との出逢いや、横浜の大学に行くことになったことはきっとで繋がっているんだ不思議な縁を感じました。
鎌倉を一通り散策して、たくさんの場所を知ったあとに、あらためてこの本を読み返して
「これはあそこか!」「こういう風景だったのか」と、前とは違う楽しさを感じたのを覚えています。
 
『ホテルローヤル』読んでみようと思います。
iPadがあるんだから、電子書籍を試してみるのもいいんだけれど
この物語はやっぱり「本」として手にしたいなと思います。
 
この前、数年ぶりにmixiにログインしました。
私が大学生になった2006年からの数年はすごく人気があったけれど、SNSといえば今はフェイスブックが主流ですね。
私のmixiの日記や写真は、大学時代と社会人生活の始まりの思い出であふれています。
何かがあったり、自分の中で思うところがあったりすると、よく日記を書いていたのを思い出しました。
どこかに行けば写真を撮り、みんなで出掛ければカメラマンになり、写真をアップしてたのを思い出しました。
 
そしてさらに気づいたことは、小さい頃から好きなことは変わっていないということ。
文字を書くというのがすごく好きなこと。
みんなから写真集めたり、アンケート取ったり、プロフィールページのデザインをしたり、クラスの文集作成なんかは全部一人でやりたいくらい好きだったこと。
日記帳もいつも中途半端だったけれど、たくさん持っていたこと。
自分が何をどんな風に考えて、何を思っているのかを誰かに知ってもらうこと。
自分が見ていいと思ったものや、好きなものを他の人に知ってもらうこと。
どれもこれも、今もフェイスブックでしていることや、このブログを書いていることに繋がってるなと。
変わらずにカメラは持ち歩いてるし、自分が写っていない写真の方が多いのも変わりません笑
 
mixiもフェイスブックも興味がない人はないし、自分は投稿せずにみんなの投稿を読むのを楽しんでいる人だっている。
ブログも「何をそんなの書くことあるのかなー?」と思ってる人がほとんどはず。
でも私は今こうしてブログを書いているように、文字を書いたり、誰かに知ってもらうのが好きなんだなと強く実感しました。
 
mixiの昔の日記を読み返したら、たくさんのことを思い出して、すごく懐かしい気持ちにも、うれしい気持ちにも、ちょっぴりせつない気持ちにもなりました。
そこには私の日々があって、「こんな時間を過ごして、歳を重ねてきたんだな」と自分の歴史を知るようで、たくさん日記を書いて、写真を撮ってきてよかったなと思いました。
 
ここ数日、また頻繁にブログを更新しているのはそんなできごとがあったから。
私のオーストラリアでの日々をしっかりと残しておきたいなと思います。
きっと読み返した時、また「残しておいて良かったな」と感じるんだろうな。
 
 
今、ステイ先にはホストのリチャード、彼の娘のレベッカ、フレンチガール、アイリッシュガール、私の5人がいます。
今日の夕食にはこれに加えて、娘夫婦と、レベッカの友達2人の計4人が加わり9人となりました。
リチャードが彼流お好み焼きとバーベキューポークを用意し、私が餃子を用意しました。
みんなでわいわい色んなことを話しながらのご飯っていうのは、何にもまさるものだなーと思います。
 
私が日本人だと分かると、レベッカの友達が「来年の2月に白馬にスノーボードに行くんだよ。何泊かして、温泉も行こうかなと思ってる」と話してくれました。
なにやら彼らのボスが日本に何度も来ていて、彼らにどれだけ日本の雪の状態が素晴らしいものか語ったそうです。
パウダースノーで雪玉が作れないほどさらさらだとか、転んでも全然痛くないだとか(^^)
「日本に行くのすごくすごく楽しみにしてるんだ!!」ってちょっぴり興奮しながら話してくれると、彼らが日本でいい時間を過ごせるといいなと自然と私まで楽しみになっちゃいますね。
 
フレンチガールは、イラストレーターをしていて、現在姉妹で料理本の出版に取りかかっているとのことで
その一部を見せてもらったら、日本のお弁当をモチーフにしたものや、卵焼き、折り紙で作るポップコーンカップ、風呂敷についてなど
日本文化を取り入れたページが多く見られて理由を聞いたら「日本食が大好きだから」との答えが。
 
前に一緒にメリガムにいた香港ガールのサキも、香港ボーイのレイモンドも、大学時代に日本語を勉強していたので、日本語がしゃべれて
日本の文化も好きで、日本へ来たこともあって。
 
シドニーのビッグシスター、メルボルンのホストマザー、ステファンの友達…言い出したらきりがないくらいに
私は日本との関わりがある人や、日本の◯◯が好きだという人に出逢っているなと思います。
もちろん私自身が日本人だからそういう出逢いが多いんだけれど
そうじゃなくしたって、世界中には日本好きの人たちがたくさんいるんじゃないかと思います。
 
リチャードが彼らに「日本に行ったらね、日本食の幅の広さにびっくりすると思うよう」と言っていて。
ステファンも友達に「今度夕飯食べにおいで。スシだけじゃない本当の日本食をサオリが作ってくれるから。色んな料理方法があって、すっごくおいしいんだよ。」と言っていました。
オーストラリアに来てから、改めて自分の国の食文化を知ったり考えたりすることが多く
私は日本食のすごく繊細な部分をいいなと感じています。
自分が愛するものを、周りの人も気に入ってくれるのも、うれしいことですね。
 
海外にいる限り、「日本」というものを意識せずにはいられなくなります。
自分が今まで気づかなかったことに気づいたり、他の人たちがどんな風に日本について思っているのかを知ることは
どんな小さなことでもすごくおもしろいなーと思います。
海外にいるからこその経験、これからもたくさん重ねたいと思います。
 
 
6月の話。
メリガムから車で30分ほどのEChucaという街に行きました。
この街はビクトリア州の中でもすごく古い歴史ある街だそうです。
Murray riverという川が州の境目になっていて、向こう側はシドニーがあるニューサウスウェールズ州。
この川はアデレードがあるサウスオーストラリア州にもつながっているはず。
まだ鉄道や車が発展していな頃、この川を使って農作物をメルボルンまで運んでいたんだとか。
 
こんなものも…。
この木の大きさがよく伝わる写真じゃないのがちょっと申し訳ないけど。
 
 
この木の大きさにびっくりすると同時に、ファイヤーウッドとしてはどれくらいもつのかなーなんて考えてしまう私はすっかり農家の娘のようです(^^;;
キャンドル屋さんや、ワイン屋さん、エチュウカオリジナルのチョコレート屋さんなど、ちょっと見て周るには十分なお店が通りにはありました。
オーストラリアに来てから、シドニーとメルボルン以外をまだ旅していない私。
メリガムに来てから、ホストのリチャードがメリガム周辺をたくさん見せてくれているので、ファームステイをしながら観光気分です。
メリガムに再び戻って来たことからも、わかる通り私にとってはものすごく心地の良いホストとステイ先です(*^^*)
 

メリガムに戻ってきて1週間ちょっと。
前回と同じく心地よい田舎生活を送っています。
前回と違うところは、ステイ先にさらに人が増えたこと!

私がメリガムに戻った日に、ホストの2番目の娘さんもメルボルンからメリガムへ。1週間後に東南アジアへ3ヶ月の旅に出る予定。
数日前に日本の男の子が来て、次の仕事のために今朝メルボルンへ発ちました。
昨日の夕方、フランス人の女の子が到着して、3週間ほど居る予定。
そして今日の午前中にはアイルランド人の女の子が到着し1週間滞在予定!

前回滞在時は、ホストのリチャードと私と香港ガール、香港ボーイという3人だったので
今回の行ったり来たりで、お家は常に慌ただしい雰囲気です。
これに加えてホストの子どもたちが週末に遊びにきたり、手伝いにきたりするので、そんな時は大家族のようです。
私はみんなでわいわいするのが好きなので、この環境を楽しんでいます。

私が前回メリガムを離れてから1ヶ月。
ファームはすっかり冬を迎えていました。
木々は葉を落として枝だけのはだかになり、ラズベリーは葉っぱの色を変えて実もほとんどなくなって。
その一方で6月の頭に植えたにんにくや花は元気に育っていて、うれしくなりました。

その他にも、リチャードがずっと飼いたがっていた牛(9頭)も増えて
今の私の仕事は次のシーズンに向けた準備と、牛の世話です。
牛の世話といっても、私の手でえさを与えるわけではなくて、牧草地に放った牛たちを数日ごとに別の場所に移動させたり
電気フェンスを直したり、そんな内容です。
リチャードが「家畜をペットみたいに扱っちゃうと、いざ移動させようとしたときや、言うこときかせようとしたときに、飼い主のこと怖がらなくなっちゃうんだ」と。
牧草地を移動させるときも、声と身振りだけであの大きな牛たちをコントロールしなきゃいけないので飼い主の威厳って大切なんですね。
本当は頭なでてあげたいんだけど、そんな理由から我慢してます笑

この先、そんなに長くはないメリガムでの生活、寒さに負けず楽しんで過ごします(^^)

前回から1カ月ぶりの更新になってしまいました…。
この1カ月の間、順調にメリガムでの日々を楽しみ、お世話になったホストのホリデーにともない、新しいホストへ移動し、しかし環境が私の望んでいたものとは違ったため1週間も待たずに離れることにし、メルボルンに戻ってたその日から胃腸炎でダウンと、盛りだくさんな日々を過ごしていました。
この1週間は、オーストラリアに来てから身体的に一番つらかった!

新しいホスト先でよく眠れない日々が続いて疲れていたのと、衛生環境があまりよくない所だったことなど
いろんなことが重なって、結構重い胃腸炎になり、1週間経ってやっと回復の一歩を踏み出した感じです。
日本でも胃腸炎やノロウイルスなどかかったことがなかったので、こんなにつらいのか!!!と泣きそうでした。
ステファンとホストマザーとステファンの友達にたくさん助けてもらって、ひとりじゃなくてよかったなーと実感しました。
すごくすごくポカリスウェットが恋しかった。
あとはお母さんが作ってくれる鍋焼うどん。

セカンドビザのための私の田舎生活ですが、あと1カ月。
当初の予定では、メリガムから新しいホストへ移動して6月を終えて、7月の中旬には完了のはずが
今回の胃腸炎もあり、6月後半は働けてないので、7月から再開して7月の終わりにはなんとかという予定に。
今のビザの期限内には絶対に完了できるけれど、1日でも早くセカンドを取得して新しいこと始めたいと思っていたので、ちょっとがっかり。

でも健康第一なので。
あと少しゆっくり休んで、また新しい場所で田舎生活楽しみたいな。
みなさんも元気に過ごしてくださいねー!!健康第一!!

このブログにも何度も登場している、シドニーのホストマザーから電話がありました!
シドニーを離れてからも連絡はしていたけれど、電話で話すのは実は初めて!!
ものすごくうれしくて、久しぶりだし、電話だしということで
話している間中、私の心臓はドキドキしっぱなし笑
WWOOFのホスト探しの電話のように「あぁ~また私英語全然しゃべれないみたいになってる~」と感じながらの電話でした。

「誕生日カードありがとうね」に「どういたしまして」「喜んでもらえてよかったよ」もうまく返せないほどドキドキしちゃうくらい
彼女からの電話はうれしいものだったのです。
メールや手紙は出していたけれど、お互いにそれぞれ忙しくしていたし、ステイしている時とは環境も違うし
誕生日に電話をかけた時にはつながらず、メッセージを残しただけだったので
こうしてふと電話をかけてきてくれて、話せたことは、ここ最近で一番のうれしいサプライズでした。

シドニーにいたときに毎日観ていたテレビ番組『BIGBROTHER』にちなんで
私は彼女のことを『ビッグシスター』と呼んでいます。
学校から帰って、キッチンで話をするのが毎日楽しみだったし
お母さんとして、妻として、そして一人の人として経験してきたことからアドバイスをくれたり、シドニーでの6週間彼女の存在はすごく大きいものでした。

おっきな笑顔と明るくて陽気な、私の大切なビッグシスター。
2年目のビザが取れたら、絶対にシドニーに逢いに行こうと思います。
3人のかわいいかわいい私のリトルシスター達にも逢っておもいっきりハグするのが楽しみです。

ここ数日の様子を写真で。
リチャードの末娘とプラントを買いにナーサリーへ。
昔お母さんがよく小さなマーケットで花壇に植える花を買っていたのを思い出す雰囲気でした。

シェパトンへ牛の買い付け見学に。
牛にも本当にたくさんの種類があって、見てると結構おもしろい。
牛舎独特のにおいがたちこめているけれど、広い敷地をあちこち歩いてると鼻も慣れます笑
今回の一番のお気に入りは、カーリーヘアーの牛!
大きなひつじみたいでかわいいし、額をわしゃわしゃなでたくなるくらいのカーリー具合がさらにいい。
うまく写真に撮れてなくて残念。

リチャードの友達のポールのカリフラワーの苗植えを手伝いに。
トラクターの後ろにつけた苗植え用の装置には小さないすが!
私とレイモンド(香港ボーイ)がそこに座り、5センチくらいの苗を1つずつ機械にセット。トラクターが進むのと一緒にその機械がまわって土に苗が植えられる仕組み。
約3000個の苗を植えました。
ポールの所へ行くときの楽しみは人懐っこいジャスパーに逢えること。
「かまってかまって~」としっぽをふりまくって、ちょっと体当たり気味によってくるのが愛らしい。

来週中にここを離れることになりそう。
最後の日まで楽しみながらメリガムでの日々を過ごしたい(^^)

メリガムに来てからもうすぐ1カ月!
私の田舎生活も折り返しです(^^)

先週のはじめに香港ガールのサキは新しい仕事のためにここを離れました。
彼女が移動するタイミングで私も違う農家へ行こうかなと思っていましたが
ここでの日々にも慣れたし、メルボルンにも安く帰れるし、ホストも私を気に入ってくれてるし、飼いねこもかわいいし笑…とたくさんの理由でしばらくはここでお世話になることにしました。
今週から新しく香港ボーイも加わって、また3人での田舎生活です。

オーストラリアは今は秋で、これから冬に向かってどんどん寒くなる模様。
私がここに来たときには、2日に1回のペースで摘んでいたラズベリーも最近は3、4日様子を見ながらという日が続いています。
これからどんどん寒い日が続けば、ラズベリーの終わりが早まるので
私にとってここでの暮らしの中での大きな楽しみがなくなっちゃうみたいでちょっぴり残念。

その他に最近は収穫がすでに終わってるラズベリーの枝切りやストーブや暖炉に使う木を斧で割ったりしています。
ホストのリチャードの薪割りを見ているときはすごく簡単そうなのに、いざ自分が挑戦すると全然うまくできない(^_^;)
狙いを定めて、いいポイントに斧をふるのって簡単じゃないと今日も学びました。

明日は久しぶりのラズベリーピッキングの予定!!!!
すごく心待ちにしている自分がなんだかおかしいです。
そんな感じで私の田舎生活は順調です。

私は大の手紙好きです。
手紙を書くことは、ずいぶん前から私のライフワークになっています。

実家が自営業の関係もあり、小さい頃から毎日にのように取引先から郵便物が届きました。
私宛ではないとわかっていても郵便屋さんのバイクの音が聞こえて、郵便物が投函されて玄関に落ちる音がするとすごくわくわくしました。
事務所に常備されている切手をみるのもすごく好きでした。
そんなことから私の手紙好きは始まって、どこかへ出掛けた時には必ず旅先から手紙を出します。
いつかおばあちゃんが、お母さんに「いつも旅先から手紙をくれるのがうれしい」と言ってくれたことが私もすごくうれしくて
ずっと変わらずに続けています。

今日は天気があまりよくなく午前中は室内でゆっくり過ごすことになり
ホストのリチャードが「外は寒いし、ゆっくり手紙でも書いたら?」と(^^)
ここに来てからすでに3通ほど手紙を出しているので、私の手紙好きは彼も知っています。

手紙は私にとって、私がここにいたことの証でもあります。
その街でカードを買って、切手を選んで投函して。それぞれの場所の消印が押されて相手に届く。
私はみんなから遠く離れた場所にいて、みんなはそれを日本から目で見ることはできないけれど
でも私から届くカードや手紙で、たしかに私が元気にしていることがちょっとだけ実感できるんじゃないかなと。
私は、自分に届く手紙にそんなことをすごく感じるし
私を想ってちょっと手間をかけて書いてくれることがすごくうれしいから
私もそんな想いを家族や友達に届けたいなと思っています。

誕生日やクリスマスにカードを送ることが一般的なオーストラリアでは
本当にたくさんのカードが街中で売られているのでいつも選ぶのがすっごく楽しいです。
いつもたいてい3~4件お店をまわって「これだ!」というのを見つけています。
切手の柄なんてほとんどの人がチェックしないものでしょうが
私の中では気に入った切手で送ることも大切にしています笑
私からの手紙が届いたときにはぜひ切手にも注目してほしいです(^o^)

そんな私のライフワークはきっと一生続くと思います。
今回もここメリガムから、大切な人達へ手紙が届きますように★