Facebookには写真をアップしたけれど、ここに載せるの忘れていましたね。
前に書いた、アーモンドの木です。
メルボルンの戻ってからも、庭の同じような花が咲いているのをみかけます。
少しづつあったかくなってきたので、ますます桜のようです。
 
 
昨日、今日と気持ちのいい日が続いています。
週間天気予報でも最高気温が20度近い日がちらほら。
春にむけてやっと少しづつあったかくなるかな〜と期待しています。
 
ステファンに「いつから春が始まるの?」と聞いたら
「うーん、9月かなー?あれ?冬の次は秋じゃないっけ?」との答えが。
体にも頭にも"四季"が染み付いている私にはとっては、一瞬止まってしまうくらいの回答でした笑
「夏と冬以外はとくに四季を意識しないんでしょー?」と言ったら「そうだねー」と笑っていました。
 
はっきりとした四季があって、私たちの生活がそれに基づいていることは
すごく大切な日本文化なんだなと改めて感じました。
私は春のにおい、夏のにおいなど、季節ごとのにおいが大好きです。
たまに「あっ、運動会のにおい!」なんて自分の思い出とさまざまなものが繋がるから、季節のにおいっておもしろいなーと思います。
 
もうすぐオーストラリアに来てから1年。
私はオーストラリアでの四季一通り過ごしたことになります。
メルボルンの冬はというと、道産子の私にとっては"冬"とは呼べないくらいのものでした。
もちろん、夏と秋を過ごしてから迎える冬なので気温は下がって寒くなるんですが
それでも最高気温が10度以上の日がほとんどで、最低気温も0度を下回ることはありませんでした。
マフラーと手袋なしで冬を過ごしたのは人生で初めてでした笑
 
オーストラリアはすごく大きな国なので、場所によって天気もさまざまです。
ケアンズやゴールドコーストがあるQLD州は年中あったかくて、サーフィン好きや海好きにはもってこいの場所です。
ケアンズに日本人が多いのは、日本から一番近い街だということと、日本では経験できない"年中Tシャツ・短パン"ができるからかもしれません笑
最初の計画では、寒くなってきたら私もQLDに移ろうと思っていましたが
たくさんの出逢いによって、メルボルンはすっかり私のホームです(^^)
 
写真はうちの裏庭に咲いていたたんぽぽ。
たんぽぽは春の象徴ですね。
 
先週の土曜日、バイト先のバーでSocial Clubのお手伝いをしてきました。
13時〜16時まで、ひたすらにビールを提供するお手伝い笑
Social Clubは、訳すると「社交クラブ」ということで、いつもRose Hotelのバーに来ている人たちで構成されていて
年に数回、みんなで集まってわいわいするという会のよう…。
 
今回は「トリビアの会」ということで、チーム戦のクイズ大会でした。
顔写真を見て有名人の名前を答えるもの、雑学クイズ、歌手当てクイズの3つを、お酒を飲みながらわいわい答えていました。
 
参加者は30人程。
3時間の間に、グラスビールを120杯くらい飲んでいました。
その他にもサイダーやシャンパンなど、200杯近いお酒が消費されたんじゃないかと思います。
5ドルでの飲み放題だったので、みんなここぞとばかりに飲んでいました。
(社交クラブの年会費で補填されるんじゃないかと思います)
もちろん人によりますが、パブなんかに行く「どうしてそんなに飲めるの??」とびっくりすることも多いです。
短時間にお酒だけ飲み続けて、おなかたぽたぽにならないのかなと思ったりします笑
 
参加した人はみんなバーの常連なので、新入りの私のすぐ気づいて「名前、なんていうの??」「どれくらいオーストラリアにいるの?」「どこに住んでるの?」なんて話しかけてくれました。
まだまだビールをサーバーからつぐのに慣れない私ですが、終わりの方にはちょっと慣れてきてきれいにビールがつげた時には、「完璧!!」なんて言ってくれるそんなオーストラリア人の雰囲気が好きです。
 
あと、年齢を問わず女性に対して使われる「love」という呼び名。
子どもからの問いかけに対して、「Yes,love?」って答えたり
友達も対しても「Hello, love」と使ったり
初対面のスーパーのレジのお姉さんに対しても「Thanks, love」なんていう風に日常的に使われます。
その日も「Thanks,love」って言ってくれる人がたくさんで
「ありがとう」意外の何の意味でもないことは私もわかっているけれど
それでも親しみをこめてloveを付けてくれることに、私はうれしかったです。
 
次はフットボールを見ながらの会、年の締めくくりは競馬場へ行っての会だそうです。
私のビールをつぐ技術の向上にもなるし、常連客と話せる機会なので、またお手伝いできる日があればいいなーと思います。
メルボルンに戻って2週間。
先々週無事にセカンドビザも下りて、ビザに関してはもう何も心配する必要がなくなって、本当の意味で安心しました。
 
そして、オーストラリアで初めての仕事も決まりました!!
毎週日曜日にジャムが開催されているウィリアムズタウンのバーでディナータイムのウェイトレスです。
先週火曜日と木曜日、トライアルということで働いてきて、正式に雇ってもらえることになりました。
 
ディナータイムを仕切っているのは、バーのオーナーの娘さん。
「ゆっくりゆっくり覚えていけばいいよ」
「お客さんはみんないい人で、今までいやな想いなんてしたことないから、大丈夫」なんて優しく教えてくれるので
オーストラリアでの初めての仕事にドキドキしながらも、楽しく働けそうです。
 
オーダーを取ったり、料理を運ぶ以外にも
ワインやビール、カクテルも自分で用意します。
去年の12月に通ったバー&バリスタコースで習ったことが、半年以上経ってやっと役に立つ日がきました。
飲み物を用意することよりも、お客さんのオーダーを聞き取るとこが一番難しいですが、日々の積み重ねを大切にがんばります(^^)
 
日本の求人広告では「初心者大歓迎」「研修あり」なんて言葉を多く見かけますが
オーストラリアのローカルレストランやバーでは「経験者」を求めていることがほとんどです。
経験がない上に、英語がまだまだ100%ではないので、
こうして地元の、そして私もすごく馴染みのある場所で働けることになって、本当にラッキーだなと思います。
週3日の仕事なので、他の日にできる仕事も探す予定です。
そしていつかはやっぱりバリスタとしてカフェで働きたいなと思います。
 
ウィリアムズタウンでディナーの予定がある方は、ぜひファーガソンストリートのRose Hotelにお立ち寄りください(^^)
先週の土曜日にメルボルンへ戻って来ました。
メリガムでの最後の夜は、リチャードの末娘も一緒にインデイアンレストランへ。
道路向かえの農場のオーナーが経営しているレストランということでちょっぴり割引もしてもらって、おいしいカレーで楽しい最後の晩餐を過ごしました。
その日はとても澄み切った夜空が広がっていて何千もの星が輝いていました。
ミルキーウェイがすっごくすっごくきれいでした。
 
セカンドワーキングホリデービザのための88日。
3月にトマトピッキングのためにメルボルンを離れてから5ヶ月近く経ち、やっとクリアすることができました。
トマトピッキングの終わりかけの時期に行ったこと、ウーフホスト探しに時間がかかったこと、メルボルンを行ったり来たりしていたことなど
たくさんの理由でかなり時間がかかってしまいましたが、クリアできたことにほっとしています。
 
トマトピッキングでは、今まで感じたことのない体の痛みや、家賃分も稼げないんじゃないかという不安と戦って3週間を過ごしました。
ファームステイでは、みなさんご存知の通り素敵なホストとウーフメイトに恵まれて本当に楽しい日々でした。
1年のワーキングホリデーのうちの5ヶ月だと考えると、もったいない気がする人もいるかもしれませんが
この5ヶ月で経験できたことや、出逢えた人たちのことを考えると、私のオーストラリアでの大切な5ヶ月だったと思います。
 
メルボルンに来てステファンと出逢ってから
彼や彼の友達にいつも本当に親切によくしてもらってきました。
オーストラリアで生きていくために必要なこと、たくさん教えてもらってきました。
セカンドビザのために動き出した時
「自分のビザのことなんだから、これに関しては自分の力でなんとかしなきゃ」と思っていたんです。
ピッキングの仕事も自分で探し出さなきゃ。
自分のためなんだから弱音なんて吐いちゃいけない。
どうしなきゃいけないかは、自分で見つけ出す。そんな風に思っていたんです。
 
でもそんな「一人でなんとかしなきゃ」みたいな考えってまったく無駄だなと学びました。
この5ヶ月、常に「たくさんの人に支えられて生きている」と感じていました。
ピッキングジョブの連絡先を教えてくれたまみちゃん。
ピッキングに関して全く知識がなかった私にたくさん情報をくれて、キャラバンパークで仲良くしてくれたはるか。
メルボルンに帰る度に「あとどのくらい?」「がんばって!」と気にしてくれたステファンの友達。
日本にいる家族や友達も応援してくれていました。
ファームステイ先のホストのリチャード、メリガムで出逢った人達。
そして、いつも心配して応援して支えてくれたステファン。
みんなのおかげでクリアできた88日です。
 
誰かに助けてもらうこと、頼りにすることは決して「自分が何もしていない」とイコールにはならない。
助けてもらいながら、支えてもらいながら、私はこれからのオーストラリアでの日々も大切にしていこうと思います。
 
2年目にやりたいこと、たくさんあります。
このブログがより賑わう日々になればいいなと思います。
 
4月の終わりにメリガムに来てから、季節の移り変わりを自分の目でたくさん見てきました。
これまでは普段は温度の変化や、空の様子なんかで季節を感じていたけれど
ここに来て野菜や果物、植物にも"季節"ってものがあるんだなとあらためて実感しています。
 
庭にアーモンドの木あります。
2週間前は全くなにもなっていない木だったのですが、今は花が満開で、ハチたちがせっせと蜜を集めています。
アーモンドの花はちょっぴり桜の花に似ていて、日本の春を思い出します。
まだまだ春には遠いメルボルンですが、太陽の光の中できれいに咲いているアーモンドの花を見ていると
少しずつ寒さがやわらいでいって、春が近づいてるなんて気になります笑
 
釧路での桜の開花は5月。
卒業や入学のシンボルである桜に、私は強い憧れがありました。
横浜や東京で見た桜並木は本当にきれいで、3月や4月にあったかい春の中で桜を楽しめることがすごくうれしかったのを今でも覚えています。
とくに電車の車窓から見る桜並木が好きです。
線路沿いや川沿いにずーっと続く桜は本当にきれい。
そんな風景を、アーモンドの木が思い出させてくれました。
写真も何枚か撮ったので、メルボルンに戻ったらお見せします。
 
前々から、農業や植物に興味があったわけではないけれど
ここメリガムに来て、リチャードにたくさんのことを教わりながら
自分の目でみて、触って、育ててみると
自分が思っていた以上に、興味を持って田舎生活を楽しんでいたなと思います。
メルボルンに戻ったら、庭の畑や木から採ってくる新鮮な野菜や果物がものすごく恋しくなりそうです。