私の滞在先で飼っていたにわとり4羽が近所の犬2匹にやられて死んでしまいました。
それからどこからか迷いこんだ豚も耳と前足がかみちぎられてる状態で死んでいました。

昨日の夜、犬が吠えている声と何かの叫び声がしていたんです。
私はてっきり鳥か何かだと思っていて、ホストとは朝「キツネだったかもしれないねー」と話しをしていたところでした。
にわとりにえさをやりにいったら3羽が動かず横になっていて…。もう1羽は小屋の中では発見できず。畑の近くに羽が落ちていたので、きっと犬がくわえてどこかに置いてきたと思います。

にわとりを発見するまえに、近所の犬たちがにわとり小屋に入ろうとしているところをホストも見ていて
「早くおうちに帰りなー」なんて言ってたところでした。
昨日の叫び声は、攻撃された豚の声だったようです。

家畜の死体なんて見たこともなくて、豚は結構な大きさだったし
にわとりには毎日話しかけて、いつも卵をもらっていたので結構衝撃的でした。
ホストは「こういうこともおこるよね、人生だもん」と。

知り合いのポールさんちのところには、4頭の子牛がいて
私達が摘んでいるラズベリーは毎日の新しい実をつけて
毎日そんな“生”を感じていたけれど、生きていくこと・新しく何かが生まれることがあるからには、同じように死んでいくこともあるんだなと実感する出来事でした。

ホストのリチャードが「日本では学校行事でいもほり遠足があったり、乳搾り体験したりするんでしょ?自分たちが普段口にしてるものがどうやってなっているか知るのってすごくいいことだよね」と。
思い返してみれば、幼稚園でいもほり遠足あったし、修学旅行でいちご狩りしたし、社会見学でミルクからバター作ったりしたなと。
あとは北海道で育って、おばあちゃんが酪農家だったこともあって
他の人よりもそんな経験がちょっと多かったりもして。
いい人生経験だったなと、この農業生活を始めて感じました。

私も自分の子どもには、夏休みなんかにそういう経験させてあげたいなーと笑
WWOOF のホストの中には「子ども・家族歓迎」と言ってる人もいるので、いつの日かまたWWOOFにお世話になるのもいいですね(^o^)

先週の土曜日の夕方にメルボルンへ一時帰ってきて週末を過ごし
今日の朝にメリガムへ戻りました。

土曜日のお昼にリチャードが「今週末メルボルン帰りたかったら帰っていいよ。」と言ってくれたので「帰ります!!」と即答して、15:45のバスに乗りました。
香港ガールのサキも一緒にメルボルンへ来て、彼女は友達のお家に泊まることに。

1ヵ月前にオーストラリアへ来たばかりの彼女は
メルボルン空港に着いてすぐにシェパトンに向かいピッキングジョブを始めたので、メルボルンを観てまわるのが初めて!!
彼女の友達は日曜日もバイトだということで、一緒にメルボルン観光しました。

私達は出逢ってまだ1週間も経たないですが、すごくいい友達です。
彼女が日本語を勉強していること、日本に来たことがあることが大きく影響してますが
オーストラリアの田舎で働いている同志としてなんだかより強い繋がりを感じます(^^)

メルボルンに向かうバスの中で、「飲茶が食べたいな」と言っていたので日曜日には中華街でおいしい飲茶を食べました。
おいしいお店を友達に聞いてくれて、お店でも中国語で注文をしてくれて
こういう時「いろんな国の友達がいるっていいよなー」って改めて感じますね。

メルボルンセントラルでウィンドウショッピングをして、QVのカフェでホットチョコレートを飲んでまったり過ごした後に
ウィリアムズタウンのジャムへ一緒に行きました。

ジャムに友達を連れて行くのは初めてだったので、私もすごくわくわく。
オージーソングやちょっと昔の曲が演奏されるので
楽しんでもらえるか心配したけれど
ステファンや私のホストマザーをはじめ、いつも私によくしてくれる人達がサキのことも同じように迎えてくれて楽しんでもらえたんじゃないかと思います。

たった2泊だったけれど、私のホームでリフレッシュしてメリガムに戻ってきました。
サキはあと2週間ほどここにいる予定のようで、私の滞在もそんなに長くはならないかなと思います。
毎日少しずつトラクターの運転がましになってきているので
ここを離れるころには、次の農家に行ったときに「トラクター運転できるよ!」と言えるくらいになりたいなー(^o^)

メリガムに来てから1週間。
今日はイージーデイということで、お風呂場とキッチンの掃除だけして、あとは自由!!
ハウスメイトの香港ガールとKpopのコンサートDVDを観て過ごしています(^^)

私の毎日の仕事はラズベリーピッキングとパッキング。
ラズベリーはすごく繊細で、指先に力を入れすぎず程よい加減で摘む必要があります。でもすぐに慣れるし、たくさんなってるので、私は結構楽しみながらやっています。

さやえんどうも1度だけ収穫したけれど、マーケットで売って十分なお金にできる時期はもう過ぎようで
これからは来年に向けての土壌の準備のようです。

ここでの生活は、私の阿寒にいるおばあちゃん家での日々を思い出させます。
畑に行けば野菜がなっていたり、夜には木でストーブに火をつけたり
「あぁ田舎生活ってこんな感じだったよな」と毎日思っています。

ホストのリチャードは一人でここに住んでいてこれまでに100人以上のウーファーを受け入れてきたと。日本人も何人も来ていて、いつも思い出話をしてくれます。
ハウスメイトの香港ガールは、大学で日本語を専攻していて、福岡・和歌山・北海道でもWWOOFの経験がある子で、日本の話がたくさんできてすごく楽しいです。

育てているものや、飼っている家畜によっても、農家での生活は変わってくるので
別の農家に行くことも考え中。
セカンドビザのためのファーム生活だけれど、自分の新しい経験や楽しみのためにも日々を過ごしていきたいから(^^)

とにかく田舎・メリガムで元気に過ごしています。

明日、Merrigumという町に発ちます。
ロッチェスーから帰ってきてもうすぐ3週間、やっと次の行き先が決まったのです。

今回はWWOOFという農家版ホームステイです。
お給料はもらえないけれど、働くのと交換に3食と部屋の面倒をみてもらえる制度で
日本を含め多くの国で実施されているものです。

私はとにかくビザのために労働日数が必要だし
これまでの経験から、ホームステイは大好きなので、WWOOFでホストを探しました。

ホストの一覧本を買って、気になるホストにとにかく連絡!!という風に、ホスト探しをするのですが
最初の数件の電話はすごく緊張して、英語が全然しゃべれないような話し方をしているように感じました。
「もうすでに人がいるから」「今は受け入れてないんだ」とやはり簡単には見つけられず。
WWOOFのウェブサイトも利用して探してみることに。

電話で、もすごく感じよく対応してくれて「今は韓国人が来ているけど、どのくらいいるかはわらからないな。2週間くらいかな?」と言っていたホストにだめもとで
「次に人が必要になったときの候補にしてもらえたらうれしいです。」と後追いでメールをしたら
「広いお家だから、部屋用意できるよ!」と返信があり
その後、ビザ申請に必要な書類にサインしてくれるかなど
私にとって一番重要な部分を十分に確認して、お世話になることを決めて、今に至りました(^^)

今はラズベリーとさやえんどうの収穫をしているとか。
どのくらい滞在できるかは、今のところ未定なんですが
新たな経験と労働日数をしっかり得られたらなと思います。

また明日からファームライフをお届けします!!

メルボルンに戻ってきてから1週間。つかの間のゆっくりとした日々を過ごしています。

メルボルンを離れていたのはたったの3週間なのに
なんだかすごく長い間離れていたように感じています。
天候もすっかり秋らしくなって、お店に並ぶ服も変わって
普段はそんなに気にしてしなかったけれど
1日、1日でいろんなことが変わっていくんだよなとあらためて実感。
そしてその日々の積み重ねが、私の人生になるんだなと思ったら
毎日を大切にしなきゃと、なんだか気持ちが引き締まりました。

先週土曜日に数ヵ月ぶりに友達に逢って、近況報告をし合って
共通の友達のことも話して、みんなそれぞれの道を進んでると強く感じました。
語学学校で一緒に勉強してた時から4ヵ月。
新しいコースに挑戦したり、新しい仕事を始めたり、将来の夢ができていたり。
みんな一生懸命にメルボルンでがんばっています。
おいしいホットチョコレートを飲みながら話した時間と
「魚が食べたいー!」なんていいながらお寿司を食べておしゃべりを楽しんだ時間がすごくすごくうれしかった。

日曜日には1ヵ月ぶりにウィリアムズタウンのジャムへ。
ロッチェスーにいる間にステファンが「みんなさみしがってるよ~。」といつも言ってくれていたように
私を見つけるなり「元気だったのー?」とたくさんの人がハグしてくれて素直にうれしかった。
「ビザのためだもんね!大変だけどがんばるしかないよね」と言ってくれたりもして励まされた。
私はジャムを観に行く唯一の日本人で、みんなとまだまだ十分には会話できないけれど
それでもみんながジャムの一員として私をいつもあったかく迎えてくれることに本当に感謝です。

こんな風に、帰ってきて逢いたい人たちがいて、行きたい場所があるメルボルンは
私にとってもうホームなんだなと思います。
たくさんの素敵な出逢いに恵まれて、メルボルンにいることが心地いいと思える私はすごくいい日々を重ねているのだと思います。

またすぐにメルボルンを離れなきゃいけないのは寂しいけれど
ホームはいつでも変わらないし
もう1年ここにいられるために
そんな寂しさも乗り越えてがんばろうかな。